ページの本文へ

Message from the President

社長あいさつ

取締役社長 溝口 健一郎

社会課題の解決に貢献する戦略シンクタンクとして

日立総研は1973年に、日立製作所会長駒井健一郎の発案で設立されました。当時は、ニクソンショックによってブレトン・ウッズ体制が崩れ、中華人民共和国が国連に加盟し、ローマクラブが「成長の限界」を警告するなど、世界秩序の枠組みが大きく変容した時代でした。

現在もまた、気候変動対応や生物多様性維持が世界的課題となり、国連やWTOの機能不全が指摘され、地政学的情勢が非常に不安定な状況が継続するという世界の移行期にあります。加えて、最先端半導体、生成AI、量子コンピュータ、核融合といった最新技術が社会・経済・政治への大きな変動要因となっており、複雑に絡み合った事象が地球と人類の未来を見通すことを極めて難しくしています。

このようなグローバル環境下、社会の健全な維持・発展のためには、多国間の枠組みや各国政府に加えて、独自の価値を持つ民間企業の役割も重要になってきています。日立総研は、日立グループが有する広範な技術力やグローバルなインテリジェンスを活用し、社会・産業・地域の課題解決に貢献する質の高い研究に力を入れて参ります。

株式会社 日立総合計画研究所
取締役社長 溝口 健一郎

機関誌「日立総研」、経済予測などの定期刊行物をはじめ、研究活動に基づくレポート、インタビュー、コラムなどの最新情報をお届けします。

お問い合わせフォームでは、ご質問・ご相談など24時間受け付けております。